ガタガタ鰯太郎A

〜鰯太郎Aは二度死ぬ〜

あたま灰皿

押し迫る年の瀬に「隠れDining蔵馬」という文字列が視界の片隅に入って、少し混乱してしまって、今年は角界に吹き荒れる殺戮の嵐がわたし列島を直撃していた。あれ?貴乃花親方の灰皿を頭で殴ったのは誰だったんだっけ、年を取るって嫌だな。

 

昨日だって、新宿の隣の、JRじゃない方の、京王新線の方の隣の駅の、なんだっけあのアーバン溢れる名前の、あの駅の名前は、と30分悩んだ挙句、結局Googleで調べた初台を、今、書こうとしてまたGoogleで検索しているじゃないか。初台、きっと一生記憶できない。ごめんね。

 

それに、はじめ何の疑問も持たなかったが、そもそも「灰皿」がおかしかったのだ。貴乃花親方の灰皿、これがトリックの肝だったとは、恐れ入りました(誰も俺を騙そうとはしていないが)。

 

今年最後の洗濯物を干しながら、「頭Dining灰皿」という言葉が俺の頭上を回っている。灰皿は関係ないだろう。リモコンかビール瓶なんだ。そう、ちゃんこは何処に行ったんだ?だってそうだろう?来年もよろしくお願い申し上げるんだろう?(斉藤和義風に2017年を終える・了)