ネーミングライツ
困ったことに、子供に名前をつけねばならんのだが、締め切りが迫っていないので真剣に考えられん。
これまでに考えた名前は、
某(ぼう)
下衆斗(げすと)
別鬼(べっき)
十三(さーてぃーん)
四八(よんぱち)
親知郎(ちかちろう)
内寿凱(ないすがい)
内匠頭(たくみのかみ)
内出血(ないしゅっけつ)
内親王(ないしんのう)
不敬罪(ふけいざい)
嘘(だうと)
最強伝説(れじぇんど)
桃郎太(ぴんくろうた)
金虎(まねとら)
翼大僧正(つばさだいそうじょう)
みたいな名前ばかりで、いざ一人の人間に一生つきまとう呪いを掛けるとなるとなかなか度胸が要るものだ。結局、大西も二男に芽失(めろす)とは付けてくれなかったし、おれには政治がわからぬ。
そう考えると、長男のおれに「二」の漢字を与えた親父もなかなかの根性をしている。まだ見ぬ兄がいるのか、あるいはまだ見ぬ弟もいるのか。想像は尽きない。頭が痛いよ兄さん。