ガタガタ鰯太郎A

〜鰯太郎Aは二度死ぬ〜

MOOG→5人目のビートルズ

TSUTAYAシンセサイザーの開発者モーグ博士のドキュメンタリー「MOOG」を借りた。しかし、セルフレジで青い鍵を外し忘れてしまったためケースが開かない。悲しい。

 

MOOGといえばYMOライディーンは、日本で一番有名なMOOGシンセのプレイではなかろうか。

YMOが活動していた時代、シンセサイザーはまだまだ発展途上で今ほど取り回しの良い機材ではなかった(風体も、楽器と言うよりはコンピューターに近い)。演奏するにも色々と大変だったようだ。当たり前だけど、今のようにオートメーションを線で描いて保存、再生、なんてできるわけもなく、YMO第四のメンバーと言われる松武さん(プログラマー)が手でオペレーションしていた。すげえ。

 

YMOのデビューから10年ほど前、MOOGは最後期のビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のレコーディングに使われたことで知名度を上げた。最近、第二次ビートルズの大ブームが(俺の中で)来ていて、やっぱりポールは天才(言うまでもない)。特に後期のアルバムに入っているポールの曲はどれも神がかっている。

「Golden Slumbers」から始まるメドレー3曲は、本人もビートルズ時代の最高傑作と思っているらしい(と、どこかで読んだ)。MOOGが鳴ってるかわかんねえけど。

 

アビイ・ロード収録の中では、鬼才ポールのセンスが爆発した名曲、「Maxwell's silver hammer」でMOOGサウンドが炸裂している。

 

Maxwell's silver hammer」の1番と2番の間奏で鳴っている音は、なんというか非常にELOっぽい。ELOを率いる「5人目のビートルズ」の1人、ジェフ・リンは、ビートルズが好きすぎることで有名。

Twilight、ギラギラだ。(使ってるシンセがMOOGなのかはちょっとわからないが)

 

もうMOOG全然関係ないけど、「5人目のビートルズ」は何人いるんじゃい、というくらいたくさんいる。ビリー・プレストンおじさん。

いやー、このおっさんクソかっこいいですよね。ファンキー過ぎる。