ガタガタ鰯太郎A

〜鰯太郎Aは二度死ぬ〜

涙腺にダイレクトにくるドラマチックな曲シリーズ

 人間、年を取ると涙もろくなるのだと先人達は言った。が、今のところ、自分にはそのような兆候がない。しかしそんな些細なところに「自分は年を取っていないのだ」という証拠を見出そうとするくらいには、きっと私は老いているのだ。結局どっちやねん。

 

幸せすぎて不安、みたいな曲。夢を見ていることに気づいたら夢が終わってしまうというルールがあるから必死に気づいていることを隠している、そんな緊張感のある夢をみたことがあるのを思い出した。

 


実にダウナー。影絵(?)のPVも良い。田舎で、同じクラスだったすごいかわいい子が事務所にスカウトされて東京に行ってしまうニュアンスがあると思っている。

 


不穏なコード進行で、Please don't cry we're designed to die.という歌詞が恋人に向かって語りかける遺言のように聞こえてくる。こういう言葉が聞こえてしまった瞬間、もうその曲のことが全面的に好きになってしまうのだ。「ずっとずっと一緒だよ」なんて言葉は嫌いだけど「みんなみんな、死んでしまうのに」って思ってる人が言うと、とてもやさしく響く。

 

長いイントロから最後の大爆発に至るまでの流れが実に綺麗。

 


Radiohead。If I could be who you wanted.の部分がずるい。

 


1st の頃のmutemathはほんとにどうかしてしまっているほどかっこいい。