書き方、喋り方
今日から日記を書くことにした
とにかく続けることが肝心と聞いている
だが、何を書けば良いのかは、学校で習わなかった
文章は書く人のリズムで鳴っている
私はそのとき読んでいる文章にすぐ影響を受ける
つまり、ついさっき、句点を使わず、短く一文ごとに改行をしている文章を読んだのだ
考えていることは、普段とそれほど変わらないつもりだ
それなのに、散文詩みたいな空気になるのが面白い
調子に乗って3行ごとにあけてみると、それっぽさ、が増しているようにも思う
どうせなら、色々な文体で日記を書いてみよう
そのほうが新しい発見があるだろうし、発見はあったほうが良い
考えていることは変わっていないつもりでも、言葉を変えれば頭の方もついてくるかもしれない
そういえば、話す言葉も無意識に真似てしまうことがある
中学校の頃、訛りのきつい担任のしゃべり方が少しうつってしまったことがあった
今ではどんな訛り方だったのか、全然思い出せない
訛ろうとして訛るというより、訛っている人が周りにいるから訛るのだ
常識や知的好奇心も、同じように形作られるように思う