夢
終わらない夢を見ていた。終わらないのだから、夢かどうかわからないではないか。という意見もあるかもしれないが、おれ自身はこれが終わらない夢だということを知っていたし、僕が知っているということが何より確かな証拠になるのが夢だから、あれは終わら…
見慣れない、整頓されていて綺麗で居心地の悪いマンションで遊んでいると、24時に差し掛かりそうな時間になっていた。客人が家に帰ろうとすると「何で帰るんだ」と文句を言う人間がいるが、このマンションの主もそういった種類の人間のようだった。 人は、…
いつも身の置き所が無い。中途半端な、中洲のようなところに立っていて、川のあちら側とこちら側が両方よく見えるのに、そのどちらからも隔たった場所にいるように思う。 中島らもは、アルコール、ドラッグ体験についてある種サバイバーズ・ギルトのような…
ひどい夢を見た。不細工から生まれるはずだったブサ太郎が、上流から下流へドンブサコ〜、ドンブサコ〜、おばあさんは川で運命を選択していて、ブサ太郎は誕生することもなく太平洋に消えていった。 運命を選択したおばあさんの後をスニーキングしていくと寒…
制御をせずに書く。後戻りなしで書く。バックスペースや、矢印キーを使わずに書く。疲れているからだ。だいたいこんなものだ。昨日見た夢をもう忘れているし、正月に立てた目標・・・読んだ本の名前、見た映画のタイトル、そういうものをどこかに書いておく…
ジュンペー、カスミ、ミツヒコ、ノゾム、アイ、何人かの思い出せない連中、高校~大学のおなじみのメンツに加えてごちゃごちゃに取り混ぜた俺の知っている10人くらいと、どこかの飲み屋で飲んでいる。最近彼氏が嫁がどうしただの、あたし恋してないとダメな…